離島の暮らしと内航海運
数多くの島からなる日本列島では
橋やトンネルで本土とつながっていない離島で生活する人も少なくありません。
離島のなかでも比較的大きくて経済活動の活発なところには
飛行機が就航していますが、そうでない離島に住む人々の大半にとって
船が重要な生活の足であることが言うまでもありません。
現在の離島には、人口の過疎化や住民の高齢化、それに伴う経済活動の沈滞など
いくつかの問題を抱えるところがあるのが現状です。
そのことが離島航路の採算性にも関係してくるところではありますが
そのために便を減少させると、離島の過疎化はさらに進んでしまいますし
学校、医療、福祉のサービスなどあらゆる社会システムが削減していくという悪循環となります。
船に代替する交通手段を持たない離島住民にとって
離島航路の維持は、非常に大切な問題です。
日本の風土と文化、歴史、また生活や産業の多様性を尊重する立場からも
航路の維持には、今後も継続した知恵が必要なところだといえます。
広島県呉市にある「森海運株式会社」では
曳航船・タグボートを使用してお客様の貨物の海上輸送を行っております。
現在、瀬戸内海を中心とした船による貨物などの輸送業務にたずさわる
スタッフを正社員として募集しています。
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2020.08.20