運ぶのはモノだけじゃない、信頼も一緒に
森海運の柱が、「海上輸送」の仕事。
自社の輸送船を使って、主に造船所向けのブロックや鋼材といった重量物を運びます。
道路では運べないような大きな荷物を、効率よく・安全に・確実に届ける。この業務も、実は港や造船所のスケジュールを支える非常に重要な仕事です。
海での輸送は、ただ船に積んで運ぶだけではありません。
天候、波、潮流、時間管理。すべてが絡み合い、一つでも判断を誤ると、大きなトラブルになりかねません。
毎回、航海計画を立て、荷物の重さやバランスを見て、出航から到着までを細かく管理していきます。
特に鋼材やブロックのような荷物は、一つ一つが大きく重量もあるため、「積み方」「固定方法」「船の揺れの想定」など、技術と経験が問われます。
でもそこが面白いところ。
全ての段取りがうまくいって、無事に運び終えた時の「やったぞ」という気持ちは、何物にも代えがたいものです。
もちろん、安全への配慮は何よりも優先。
森海運では、航行中の見張り体制や、エンジンの点検、定期メンテナンスも全社員で行います。
海上輸送は、単なる運搬作業ではなく、「信頼を届ける仕事」。
ものづくりの現場を支える縁の下の力持ちとして、誇りを持って取り組める仕事です。
2025.05.20